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今度は祖母が住んでいた本籍地3箇所の除籍謄本を取ります。
祖母の場合は生まれた群馬県、結婚してから住んだ栃木県、東京都、千葉県に本籍を持っていました。
(ここでは県と書いていますが、請求はするのは市役所や区役所です。住んでいた市や区に戸籍があるので間違えないでくださいね。)
東京都のものは取ったので、他の3箇所の申込用紙をパソコンから印刷しました。
申込用紙には必ずそれぞれの地域での住所を書きます。
実は私は間違えて最後の本籍地の住所を書いてしまい、担当の方からお電話をいただいてしまいました。
住所の番地までは控えていなかったので、実家に行って住所を確認し折り返さないといけなかったので、余計な時間がかかってしまいました。
うちは近いのですが、仕事もあるし一週間に一度しか行けません。
効率よくやろうと色々考えたのに、思うに任せないのがもどかしかったです。
さらにまた問題が。
同じ市内に2つ本籍がある
栃木県の担当の方からの電話でわかったのですが、同じ市内に2つ本籍を持っていたらしいのです。
除籍謄本にはひとつの住所しか書いていなかったので、そんなことあるの~?って感じでしたが、あるものは仕方ありません。
手数料もひとつ分しか入れていないので足りない分を追加して郵送しました。
でも栃木県は足利市役所のIさんという方がお電話をくださったのですが、とってもいい方でした!
出生から死亡までの連続した戸籍が必要と書いておいたのを見て、足利市以外ではどこに請求したらいいか教えてくださったんです!
もうここまでも手間はかかるし時間はかかるし、いつまでたっても相続なんてできないよ~と思っていたところなので、本当にうれしかったです。
Iさんありがとうございます◎
足利市役所のIさんからのお電話によると、祖母が足利市に住んでいたときに本籍地が二箇所あるとのことでした。
郵送の申込書と一緒に送った小為替は一通分。
もう一通分750円の定額小為替を急ぎ送ることになりました。
担当のIさんが親切でよかったね~と母や父とも話しました。
正直なかなか進まないことにいらだってきてもいたので、とってもうれしいお電話でした。
なんで2つも本籍が?
とはいえ、手元にある除籍簿を見ても、足利市内の住所は一箇所しか書いてありません。
東京都に住んでいたときの除籍簿を見ながら、住所を確認して申込用紙を書いたので間違いはないはずだったのですが、おかしいですね~?
役所に登録されている戸籍と請求してもらった戸籍の住所地が違うなんておかしくないですか?
実際にあるのだから仕方ないとはいえ、ややこしくなるから勘弁してほしい。
こういうことがあるから小為替は多めに入れておくに限る、と学びました。
しかしこれは除籍簿を見ることで解決しました。
Iさんが送ってくれた封書を確認すると、除籍簿と一緒に入っていたのは改製原戸籍。
こちらには祖父の係累とともに祖母の名前が嫁として記載されていました。
嫁として祖父のほうの実家に同居をすると同時に、同じ戸籍に入ったのですね。
そこから父と次男の叔父までが孫として曽祖父の戸籍に入っています。
除籍簿は祖父が筆頭者になっているので、三男の叔父が生まれる前に戸籍を作り直したということがわかります。
住所はまだ同じなので、同居しつつ戸籍を作りなおした形になるのでしょうか。
この間に何かしら戸籍の改変があったのでしょうね。
祖母が生まれたのは大正9年。
何しろ朝ドラで見ているような時代です。
戦争も経験し、焼け跡から立ち上がる間には戸籍の管理なんてできない時代もあったでしょう。
数枚の戸籍から祖母が生きてきた時代まで感じることができるなんて・・・。
相続手続き、大変だけど、やってみてよかった。